どうも、ツァビデルです。
今回は今話題の配当型トークンの紹介と、今後の規制について書きたいと思います。
配当型トークンとは?
その名の通り、そのトークンを持っているだけで配当が貰える仕組みです。スマートコントラクトの仕組みを利用して、トークンの所有に対して配当が割り当てられます。
考え方としては、クラウドファンディングにも近いと言えるのではないでしょうか。
配当型トークンの良い点
XEMの委任ハーベストで増えるものや、WAVESのようにリースすると他通貨が貰えるものとは少し違います。
それらと違い、配当型トークンと呼ばれるものはスマートコントラクトを使用しているので各プロジェクトの収益に対して〇%を配当に充てると決まっています。
なので良い点としては、各通貨の現実的な価値がわかりやすいということがあります。
株を買う際にも配当がどれくらい貰えるのか。というのは買う指標になると思います。(PER)
オススメの配当型トークン
RIALTO.AI (XRL)
私も多く保有しているXRLですが、仮想通貨のアービトラージやAIトレードを用いて収益をあげるプロジェクトです。
仕組みとしては、収益を全てXRLホルダーに半年に1回、イーサリアムで還元されるという仕組みです。
なので1年間の収益を予想すれば容易にPERが計算でき、XRLの価値が試算できそうです。※計算してみた記事があるので、ご覧ください。
TenX (PAY)
こちらも有名な配当型トークンです。プロジェクトとしては、仮想通貨のデビットカードといえると思います。
Ten Xカードの利用者の支払額に対して、0.5%がPAY所有者に還元されます。よって、利用者が増えれば配当も高くなる仕組みです。※カード所有者は0.1%の還元があるため、使用するメリットがあります。
こちらも配当の仕組みが明確にあるので、カードが1年でどれくらい使用されるかを試算すれば年間の配当が計算できてしまいます。ワクワクしますね!
BANKERA (BNK)
ブロックチェーン時代の銀行と名付けられているプロジェクトです。彼らは3つのサービスを提供します。①支払い ②ローンと預金 ③投資の3つです。
それぞれ詳しく書くと長くなるので割愛しますが、配当の面で言うと、トークン保有者にはバンクエラが 完全に稼働するまでバンクエラとスペクトロコイン両方を顧客が支払う取引手数料 の 20% が配当として毎週按分されます。とホワイトペーパーに書かれています。
※銀行なので、利息が配当になるみたいなイメージでしょうか。
こちらはプレセール中かつICOもこれからなので、勉強して出資するか決めたいと思います。以下から簡単に登録&購入が可能です。
Change
こちらはBANKERAの対抗馬とも言われている、非中央集権型の銀行を目指すプロジェクトです。Changeコインは仮想通貨や法定通貨を取引する際の基軸通貨となり、Changeカードを使用して支払った場合に0.05%の配当を受け取ることになります。(なんだか、TenXとBENKARAを足したような感じですね、、、)
こちらも9/16からICOが始まるので気になる方は、ホワイトペーパーをチェックしてみてください!(日本語ありますよ。)
配当型トークンの規制の流れ
ここまでは配当型トークンの利点をお伝えしましたが、今は1つ大きな懸念もあります。
今年、米証券取引等監視委員会(SEC)はThe DAOのDAOトークンは米国有価証券取引所法の規制対象になる可能性があることを発表しました。DAOトークンが収益を出資者に分配することが、金融商品に該当する可能性があると指摘を受けています。
これによって、幾つかの大手取引所はSECの基準に抵触するようなトークンの上場を認めない声明を発表しています。今後、この流れは加速していくのではないでしょうか。
そうなると、今後の配当型トークンはBittrexやPoloのような取引所ではなくDEX(分散型取引所)での取引がメインになると予想できます。
1人の投資家としては、使い勝手の良い取引所でトレードできないのはストレスではありますが、配当型トークンは他のトークンと違ってその通貨の価値を試算しやすい点がメリットなので、プロジェクトが上手くいけば、トレードの場所は限られたとしても自ずと価値は上がっていくでしょう。
お得情報(配当系トークン)
最近、個人的に推奨している取引所があります。その名は、Kucoinです。Binanceの再来と言われている取引所で、独自のトークン(KCS)も発行しています。
これが面白く、持っているだけで取引所の手数料が分配されるのです。Binanceでも同じようなトークンが1ヵ月で20倍になっているので、早めに仕込めば先行者利益が得られるかもしれません!登録がまだの方は、早めに登録をどうぞ。手数料が80%になるキャンペーンも実施中です。